電子たばをプカプカさせること1日。
   ・ この煙(蒸気)、すごく懐かしい匂いがする。
   ・ 絶対間違いない、昔ガンガン吸ってた匂いだ。
てなモヤモヤが、ずーっと続いてた。で、どこで嗅いだ匂いなのかようやく思い出せたので、その辺についてツラツラと雑談を書いて見ました。

 

電子タバコ=スモークマシン

電子タバコの煙は、劇場、ライブハウス、コンサート会場、クラブなどで使われているスモークマシン、フォグマシンと呼ばれる装置から発生する煙と、同じ味、同じ匂いだと気が付きました。

 

特にロスコマシンと呼ばれる装置から出る煙と、BlueCigF3系の匂いはほぼ一緒。

20人に1人位がゲホゲホむせちゃう、それ以外の人はまるで平気な、あの甘~い匂いの煙。

※ロスコマシン : 舞台用スモークマシンの中で最も安価、かつ火気を使わないので消防署には簡単な許可で利用が可能になる。大きさもオーブントースター程度、重量5~10Kg程度とお手頃な装置。

よく考えてみれば、劇場用スモークマシンも電熱線で加熱した上にリキッド(水溶性の油)を噴霧器で撒き散らし、圧縮空気で噴出しているワケだから、原理的には全く一緒。
電子タバコを吹かす時の「バチバチ・ジュルジュル」云う音も、ロスコマシンとそっくりだ。

 

私の想像になるけれど、恐らく電子タバコを発明した人はスモークマシンを見て「コレ小型化すれば、たばこの代用品になるんじゃね?」と思いついたに違いない。うん、間違いない。
(5Kgのモノを見て10g程度の商品にしようなんて常人にはとても無理だけど(^_^; )

 

スモークマシン用リキッドと電タバ用リキッドでは随分粘性が違うけど、かたや数秒で消えるよう設計(電タバ)、かたや数分は空気中に漂わせる設計(ロスコ)な為だろう。
基本的な成分は多分一緒と考えて間違いない。

私の場合ロスコの煙では、体調が悪いと喉がかゆくなった(多分アレルギーの一歩手前)。
でも電タバの煙は今の所そういった事が全然起きないので、恐らくロスコよりは人体に優しい成分で出来ていると予測。

つまり劇場の舞台監督さん、照明さん、ライブハウスのスタッフさん、劇団四季や宝塚等々毎日ステージがある役者さん達は、毎日半端なくこの気体を吸っていると言う事。

電子タバコの煙の人体への影響(安全な物質が使われているが、吸気した場合の前例がない)については、舞台関係者な方々の中には詳しい人がいるかも知れない。

でも、仮に知ってても「危険だ」と言っちゃうと明日から客席ガラガラになっちゃうかもしれないので公に「危険だ」とは言ってくれないだろう。ただ、これらスモークマシンの多くは国内で生産されているモノだから、とんでもなく危ないモノでは無いだろうと思った次第。

 

と云う事で、電子たばと同等のミストを毎日ガンガンと、10年以上吸い続けている人はそれなりにいると思った。でも「電タバの煙の人体への影響」については、今のところ何とも言えない。

 

昔はよく劇場やライブハウスに通っていたけれど、3年前に腰を痛めてからスッカリ行かなくなってた私。思い出すのに丸1日かかった。初めて吸った筈なのに、昔ガンガン吸った匂いだ。。。と感じたのはこのせいだった。

と言うわけで、ディスコやライブハウスの「甘い煙の匂い」でむせた人は電タバに向かないかも。速攻で喉がかゆくなってアレルギー反応が出ちゃうかも。(またミントやメンソール系はこの甘い匂いが打ち消されるっぽいので、それ系から試すと良いかも。)
そしてクラブやライブハウスで電タバフカしても「あれ?全然味がしないぞ?」てな事態に陥っちゃうと予測。