ニコ動の楽しみ方って、動画を製作した人の意図を上手く汲み取って「合いの手」を入れたり、ツッコミ入れたり、同調したり、みんなで同じベクトルに向かってコメント入れるのが楽しいのだが、このノリは何か懐かしい。

一体 何と似ているのだろうと考えてみたら、80年代のアイドルブームの楽しみ方と似ているのではないだろうか?

 

そんな事を思いついて記事を書いてみたのだが、最初に書いた文章は無駄に長文で後から読み返すと焦点ボケまくりでした(^_^;

いちおー前に書いた文章も以下に残して起きます
(以下、読んでも長いだけでつまんないと思う)

ニコニコ動画、通称ニコ動。

今更説明するまでも無いですが、動画を投稿しその投稿された動画にみんなでコメントを付けていく事でコミュニケーションを取ると言うか、楽しむサービスです。

現在800万人以上の人が会員登録し、日本のインターネットのトラフィック量の10%を占めるまでに成長、モンスターコンテンツとなりました。

 

このニコニコ動画の楽しみ方ですが、色々な動画を視聴していくウチにある事に気が付くと思います。

ニコ動の楽しみ方は、投稿者の意図を読みノリノリでコメントをつける事。
否定的なコメントを書くより、その場の流れに乗っかって大騒ぎする事。

この楽しさって何だろうって考えたら、80年代のアイドルの追っかけ見たいな楽しみ方ですね。あの頃のアイドルのヒット曲って、曲の合間に親衛隊が「聖子ちゃーん!」とか「トシちゃーん!」とか、掛け声を入れるタイミングを製作者側がキチンと作っていて、そこで熱狂的なファンの方々は「合いの手」を入れたワケです。

んで、そのうち製作者が予想もしないようなトリッキーな「合いの手」が生まれてきたり、ファンの間で特殊な楽しみ方が発生したりで、80年代は空前のアイドルブームが生まれたワケですが、今のニコ動にそんな空気を感じてしまった今日この頃。

 

インターネット上のサービスと云うものは、mixiや個人ブログ、ファンクラブサイトなどクローズドな環境では参加者がほぼ同じ方向を向いて、和気藹々と楽しんでいるのですが、オープンな環境や、規模が巨大化するサービスほど、茶化したり揚げ足取ったりで楽しんでいるような気がします。

ニコニコ動画はここまで巨大化しているのに、みんなで一つの方向に向かって楽しんでいるある意味特殊なケースな気がしてきました。(もちろんニコ動もクローズドな環境であり、問題のある動画は運営側で削除する等頑張っているのですが)

動画投稿サイトとしては、予想外の健全な方向への成長を見るに付け、変な動画が投稿されて事件になったり、嫌な注目のされ方をしないようになってきました。がんばれニコ動。