電子タバコ510 eGoで利用するリキッドの自作レシピのページです。
2~5mlずつ、チョビチョビと作成していますが、「料理(特に洋菓子作り)のセンスが結構必要だな」と痛感しています。

私の自炊は野菜炒めやお好み焼き程度。お菓子作りは一切やった事のない人間ですので、基本的な分量とか風味の予測は全くできない。恐ろしく苦戦中です(笑)

準備する道具、材料等々をは前ページ「電子タバコ:リキッド自作にチャレンジ:準備編」へ。

最初に注意

自家調合用の覚書きです。このページは主に失敗の記録になります。
これは美味い!ってなった自家調合リキは以下(まだ1点)
   1.メンソクリスタル+ミンティア

私の利用している電タバはeGo。
またこの機種(510)は比較的薄味になる機種らしく、他の電タバ・カト綿で試すと違った味になると思います。このページを読む人は、以下表は大まかな目安にして、自分の電タバにあった配合を頑張って下さい。

この表を作り始めた時は気が付かなかったのですが、「糖分の入った焦げ付き易いリキッド」は、手持ちのアトマ4個で随分味が異なる&焦げるまでのリミットが違う事が解りました。(一番熱いアトマ利用だと1・2吸いで焦げるリキも、一番発熱しないアトマでは6~7チャージ持つ)
どのアトマ使ってもほぼ同じ味がする&あまり焦げない市販リキッドすげーなーと思います。

 

配合のコツ:自分用

始めての自作リキッドは、ハッカ油かバニラエッセンスから入るのが良いと思います。
ベースはグリセリン(84~87%)を使用。
プロピレングリコールは「入手が面倒」という理由で使っていません。

バニラエッセンス
▲とにかく最初は、香料のラベルに記載された適量から判断するしかない。
材料100gに3~5振りと書いてある。これをヒントに適量を探すしかない。

とりあえず、配合時に気が付いたコツ等々

  • 調合時
    • 「10mlのリキッドでリアタバ7~8箱分くらいに相当するから、それなりに濃く配合したほうが良いよね?」と思っていたが、大間違いだった。
    • 個人的な考え(香料の分量予測)は、今の所「これくらいで良いんじゃね?」と思った量の1/10位にする事。
    • 慣れないうち&初めてチャレンジする香料は薄めに調合。
      徐々に香料を足していく方が失敗しない。
    • モノによってはグリセリンに溶けにくい場合も。特にエッセンス類は先にエタノールやお酒に溶かしてからグリセリンに混ぜる。
    • エッセンスやアルコール類は、最初はケーキ作りのレシピサイトで見かける分量通りの比率で配合するのが失敗が少なくなりそう。
    • そのまま口に入れた時に「美味い!」または「少し薄いかな?」となる程度の味付け・風味が良さそうだ。
  • 調合後、チャージする際
    • 分離し易い香料(ハッカ油など)は注意。カートリッジに注入前によく振る、自作後1~2日経ち香りがグリセリンに移った頃合に上澄みを捨てる等々しないと、強烈に辛くなる場合がある。
    • 口の中が乾き易い場合、モヘっと感じてしまう場合は、10~15%ほど水(お酒でも可)を足せば良い。この程度ならば煙量は落ちなかったし、口の中が乾きにくくなった。
    • 糖分を含むリキッドは、(粘度が低くても)アトマ洗浄後の直ドリップ慣らし運転に時間が掛かる。ブルシグF3の2倍くらい。市販のリキッドは何で甘さを出しているんだろう?

 

試した調合素材リスト

  • アンモニア水
    • タバコのケムリには微量のアンモニアが含まれていて、殆どの人がその刺激臭を「タバコの臭い」と認識しているらしい。
    • 50倍希釈溶液を用意し、ノンニコリキッド5~10mlに希釈液1~2滴垂らしてみるが、、、、全く物足りない。というかキックはない。
    • リキ5mlに3滴垂らすと口の中では何ともないが吸い込むと胸が苦しくなった。危険('Α`)
    • アンモニア水は、ニコ含有のタバコ系リキッドをさらにタバコっぽくするもの。
    • ノンニコリキッドにアンモニア水溶液を加えても無意味。
  • メンソール結晶
    • 定番。オススメ。
    • コピー用紙などに折り目を付けて、その上に数粒パラパラと乗せ、ボトルやマイクロテストチューブにイン。一旦エタノールで溶かしてからグリセリンへ投入。
    • 白濁したら湯煎に漬けて数分振って溶かす。
    • エタノール1mlにメンソール結晶(1mmx5mmくらい)を3~5粒溶かし、グリセリン7~9mlに溶かすのが良いカンジ。しかしアトマ・バッテリーの劣化具合でスースー度が全然異なる。市販のメンソールリキッドは新品アトマ・劣化アトマで味変わらず。何が違うんだろうなぁ。。。
  • ハッカ油
    • こちらも定番。オススメ。
    • グリセリンや市販リキッド5mlに3~4滴が目安。好みで増減させる。
    • メンソール結晶と違い、独特の香りがある。最近はメンソ結晶よりハッカ油の方がお気に入り。
    • リキチャ前に必ず良く振ること。分離したままハッカ成分のみチャージすると死ねる。
    • 市販リキで「外した!」と思った場合はハッカ油を数滴入れてみると、くさみが消える事が多い。
  • バニラエッセンス
    • 定番。キャスター吸ってた人なら超オススメ。
    • お菓子用エッセンスの場合、成分確認必要。カラメル入りだとすぐ焦げる。バターっぽい香りが強烈な製品多し。
    • VG5mlに2~3滴がベストっぽい。
  • アーモンドエッセンス
    • 杏仁豆腐風な香りになる。冷菓用エッセンスは香りが飛ぶの早すぎ。
    • 最初は強烈に良い香りがするが、温いイヤな風味が後味として残る。
    • キッチリ管理すれば、グリ5mlに2~3滴で丁度良い。
    • と言う事で、だんだん強めの調合をするようになった。
    • 濃度30%以上~原液を使うとアトマに香りが染み付き、重曹+超音波洗浄器でも臭いが落ちなくなる。
  • ラムエッセンス
    • 購入したエッセンスが元からダメダメだったのか、「え?この程度の香りしかしないの?」ってな感じだった。
    • PGベースだったので原液をそのまま利用してみる。煙は出るが、風味はHGラムの1/5程度。。。こんな事もあるさ('Α`)
  • アクエリアス
    • VG:アクエリアス=5:1でブレンドしてみた。
    • 電タバWikiなどで美味しいと書かれていたが、風味に殆ど変化は無かった。
    • (ただの水を使用するよりも)煙が水っぽくなり、口内が乾かないのがイイ!
    • グリセリンを薄めるのに、水、アルコールなどの替わりに使うってのは十分にアリ。
  • ミンティア
    • グリ:無水アルコール=5ml:1ml位のベースリキッドに1~2粒。結構いける。
    • 詳細は「自作リキッド完成
  • 黒酢ともろみ酢ドリンク
    • 伊藤園の黒酢ともろみ酢ドリンク。大好きなドリンクなので試して見たが大失敗。
    • お寿司屋もビックリなにおいが充満。酢にむせる。
    • 教訓:熱した時の匂いを想像して調合すべし。
  • 缶コーヒー
    • グリ5mlに20滴入れてみた。大好きなAsahi WONDA 金の微糖使用。
    • コーヒーの香りはするが、粉乳の匂いが強烈。大失敗。
    • ニ度とこんな事しないと誓った。
  • 口臭予防グッズ
    様々なフォーラム・コミュニティで評判だが、美味しいと感じなかった。
    VG1mgに1~10滴では物足りない。VG1mlに10~20滴では入れすぎた感が出てくる。
    • Ora2マウススプレークールミント
      • 確かにいい香りはするが、リキ切れする頃にはエグくなる。
    • リステリン(緑)
      • VGの甘みは完全に消えた。エグ味のみが残った。一吸い目から口内にチクチクと刺激あり。速攻で破棄。
    • リステリン(青)
      • ミストが生暖かい。味は悪くない気がするが、気持ち悪い。原液も試して見たが、同様に気持ち悪かった
    • リステリン(紫)
      • リステリン青と緑の中間。

大好きな飲料水を電タバリキッドに入れて「美味しい!」ってなる事は私の場合は無い模様。