アトマイザー洗浄

電子タバコを楽しむようになって4ヶ月経過。アトマイザーの洗浄方法や洗浄の周期について、自分なりのペースや方法がほぼ固まってきたので記録しておくことに。

コツ:「しっかり洗浄」~「お手軽洗浄」まで、2~3段階に分ける
アトマイザーの洗浄方法は様々な人が様々な方法を考案し、多種多様にあるけれど、手の込んだ方法を取ると30分~1時間くらいかかってしまう。

時にはそういった「しっかりした洗浄」も必要だけれど、普段からこまめに「3~4分で出来る洗浄」を行う事で、余分なメンテナンスを避ける事が可能。

参考:私の電タバ利用頻度
私は1日50~60本リアタバを吸っていた人。
電タバ利用し始めてから、1ヶ月に40~50mlの市販リキッド、40~50mlのグリセリンを消費。
洗浄間隔は、喫煙ペースにより各自で調整。

アトマイザーはノーマルの510を3本、ローテーションしながらの利用。

洗浄のタイミング
始めのうちは、「あれ?味が変わってきたな?」とか「煙が乾いてきたな?」と感じたら洗浄するようにする。
そうする事でおのずと自分の洗浄タイミングが解って来ると思う。
慣れてきたら、味が変わる前・煙が乾いてくる前に洗浄が行えるようになる。

 

味・吸い方・メンテ、ドレにしても文字の情報を追いかけてばかりいても仕方が無い。
実際に経験値を積まないと仕方が無いモノばかりだと思う今日この頃。

 

まずは購入時・新品アトマ利用時

アトマイザーのフィラメント(発熱部分)やスチールウール部分には、保湿用の油が塗ってある。
コイツがあまり煙出ない&味がしないオイルなので、新品アトマイザは利用前に1回洗浄するのがオススメ。

無水アルコールに10~20秒浸して、外側を軽く拭いて強く息を吹き込んでテキトーに乾燥。その後利用するリキッドを4~5滴たらす。これで何もしないよりも数倍速くモーモーになるしリキッドの味も良くなる。アルコールの乾燥が甘いと最初の4~5吸いは甘い刺激の蒸気が口の中に入り込む。
アルコールに弱い人はしっかり乾燥させた方がよいかも。

3~4分で出来る洗浄

  1. アトマヘッドにティッシュ等をあてて、反対側から息を吹きかけ、余分なリキを噴出す
  2. 無水アルコールにドブ漬け
  3. 1~2分ほど、シャカシャカと振る
  4. 取り出して外側のアルコールをふき取り、5~6回強く息を吹きかけて内部を乾燥させる。
    無水アルコールなら乾燥は速いので、日陰干しとかエアダスターの必要なし。
  5. アトマヘッドにリキッド3~4滴垂らしてそのまま使用

水洗いしない、合計4~5分しかかからないお手軽メンテ。
私の場合、2~3日に一度このメンテを行う。
毎日このメンテを行わなければ不味くて仕方が無い状態になったら、次のメンテを行う。

もう少ししっかり洗いたい場合

無水アルコールにドブ漬けしたまま、超音波洗浄器にかけるのもアリ。
1週間~10日に1度ペースで行うと、美味しく電タバがいただける。

アトマイザー洗浄
▲最近、丁度良い大きさのプラケース(ダイソーで買った100円の香水用噴霧器)
比較用に写っているアトマは510ノーマルとeGoアトマ。

ケース内のストローをカッターで切断すると、見事なくらい510ノーマルアトマ3本、またはeGoアトマ1本がキレイに納まる寸法。

これに電タバのアトマイザと無水エタノールを入れ、超音波洗浄器にかける。
これがビックリする位効果的。中性洗剤や重曹より良いカンジ。

ちなみに私が利用している超音波洗浄器はこちら

 

さらにしっかりと洗浄

なんだか前に使ったリキッドの風味が残ってるな~って場合はコレ。

  1. アトマヘッドにティッシュ等をあてて、反対側から息を吹きかけ、余分なリキを噴出す
  2. 無水アルコールにドブ漬け&1~2分シェイク
    これで余分なリキは全部洗い出せる筈
  3. アルカリ電解水または重曹水に1時間程度漬け置き
    これでこびりついた脂分を浮かせる
  4. アトマを取り出し、クエン酸水溶液を滴下して中和
    (アトマに重曹水が残っていると、煙がもの凄く不味いので、それを回避する為)
  5. 超音波洗浄器で洗浄
  6. しっかりと水洗いして、重曹やクエン酸を洗い落とす。
    私の場合、水道水を20~30秒アトマに流し込んで終了。
  7. 無水アルコールにドブ漬け、取り出して外側のアルコールをふき取り、5~6回強く息を吹きかける。(乾燥をスピーディに行うため。)

水洗いの工程をしっかり行える自信があるなら、アルカリ電解水や重曹水よりも普通の中性洗剤の方が油汚れがキレイに落ちるような気がする今日この頃。

最後に無水アルコールにドブ漬けを行うのは、その方が乾燥させるのが楽だから。別にやらなくても問題ない。

 

ここまでの洗浄方法で1週間もたなくなったら、次のやり方を

 

アトマ破壊覚悟の過激メンテ

オートバッテリーな機種はこの方法は難しい。
マニュアルバッテリーでも、容量の小さい機種はバッテリーへのダメージもデカイかも。eGoとかMODとか、大容量機種向け

  1. アトマヘッドにティッシュ等をあてて、反対側から息を吹きかけ、余分なリキを噴出す。
  2. 無水アルコールにドブ漬け&1~2分シェイク。
  3. 取り出して外側のアルコールをふき取り、5~6回強く息を吹きかけて内部を乾燥させる。
  4. アトマをバッテリーに接続(カートリッジは付けない)。スイッチオン。
    アトマヘッドに息を吹きかけミストを発生させながらフィラメントが真っ赤になるのを待つ。
  5. フィラメント部分にこびり付いたコゲが完全に灰になったな、と感じたら終了。
    (やり過ぎるとフィラメントが切れちゃうので注意。)
  6. アルカリ電解水漬け置き≫クエン酸中和≫超音波洗浄を行い、水洗い。
  7. 最後に再び無水アルコールに軽く漬けて外側のアルコールをふき取り、5~6回強く息を吹きかけて内部を乾燥。

これを3~4週間に一度。
フィラメント焼きはかなり効果があるけれど、だいたい4~5回行った所で殆どのアトマイザーは寿命を迎える。もろい固体は1回目でアウトとなる。あくまでも最終手段。

 

アトマイザーの長期保管とグリセリン保湿の意味

色々な味を試したくて、一時は最大10個のアトマイザーでローテーションを組んでいたけれど、長期間使用しない固体や、グリセリンで保湿せずに放置した固体が激しく味が落ちるのを確認。

参考になるかどうか解らないけれど、
取扱上の注意・より良く使用するためのアドバイス
▲こんなの発見。ニクロム線ヒーターのメンテが記載されたページ。やはり電熱線は湿気を嫌い、何かしらかの保湿メンテが必要っぽい。

これまでの経験上、

  1. アトマ洗浄後、自然乾燥を1日以上行うとかなり風味が落ちる。
  2. グリセリンで保湿している固体も、4~5日放置していると風味が落ちる

上記2点を発見。最近は乾燥時間をあまり長くしないように最後に無水アルコールに漬け、サッと乾かすようにすると、洗浄後も美味しいミストが頂ける。
また長期間保管しているアトマも、利用前に無水アルコールに漬け、保湿用に塗ったリキやグリセリンを洗い落とすようにしています。

冷蔵庫で保管は危険?

グリセリンで保湿していると、「雑菌の繁殖が怖いかな?」と冷蔵庫で保管していましたが、電子タバコ 総合スレ 46本目にて「冷蔵庫に保管するとアトマが壊れ易い」的な発言あり。

そう言われてみれば、冷蔵庫保管を始めてからアトマの寿命がかなり短くなった気が。。。
偶然な気がしていたけど、アトマイザーの冷蔵庫保管はちょっと危険かも?
さすがにコレは未確認オカルト情報な気がします。

余談というかあとがきと言うか

今使っている510アトマ8本は購入後4ヶ月経過。その中の4本がそろそろ寿命が来そうな気配。
現在、海外の電タバショップTECCが半額セール中。(今月末まで)
この機会にまとめ買いをしておこうかと、軽く検討。

TECCで510アトマ10本買うと・・・・
   £11.50 X 2 +送料£19.90 = 合計£42.9(約5,850円
天国で510アトマ10本買うと・・・・
   $6.3 X 10 X0.9(10本で1割引) +送料$4 = 合計$67(約5,700円

う~む、、、6,000円程度の買い物では天国の方が安い。
アトマ20本も買う気はしない。eGoバッテリを5本買えばTECCだと随分お得感があるけれど、今は一気に買う必要性も感じないし。。。とりあえず我慢、我慢。